飛騨高山ウルトラマラソン100㌔13時間38分完走記録
2017年6月11日。
初めてのウルトラマラソン参加。
Contents
スタートまでの記録
市街地から少し離れた民宿利用。
他にも参加者がいる様子
夕食は飛騨高山を少し観光して
牛丼と団子をしっかり食べる
pm20時就寝
当日AM1時に起床。
興奮もありの、
サポートで来てくれた父さんのいびきもありので、
熟睡はできず…
2時には完全に起き、
朝食におにぎりと団子
マラソンの時は
いつも団子を食べる( ´艸`)
トイレや着替えを済ませて
3時半民宿出発。
4時00分駐車場に車を止め
送迎バスで会場へ
トイレ、エイドへの荷物預け、
水分補給を済ませる。
4時45分に前半組スタートが終えると、
スタート地点に集合。
5時 ウルトラマラソンスタート。
ワクワク、ドキドキ
未知への一歩だった( ´艸`)
最後尾からゆっくりスタート。
周りは薄暗い感じ
ほぼずっと
最後尾グループで走りながら
様子を見ることに。
飛騨高山の観光市街地を
さーと抜けて気持ちよく走っていく
初めの10キロは平地で1時間10分。
その後、山道へ突入!!!
ここからが本番
6キロほど登り、
4キロほど下ると第一関門21.8㌔地点到着。
7時30分。なんとか予定通りに。
関門制限時間45分前。
よもぎうどんが美味しかった!!
トイレを済ませ出発。
まだまだ始まったばかり
きついのここから!
さっそく急な登り…
ここから42キロ地点のスキー所まで
ひたすら上り坂
気温もどんどん上がっていく
18㌔ほぼ登り。
初めはがんばって走ってたけど、
ピーク前はすっごい登り坂と疲労で。
歩きでなんとかクリア。
日陰は涼しい時もあったり、
雪渓が残る山が見えたりと景色は良かったけど…
18㌔近くも上り坂を走ったことが
なかったのでめちゃくちゃ疲れた…
ウルトラマラソンなめてた。
練習では40㌔近く走る日もあったけど、平地だったので
登り道とは違った。
10時。第二関門飛騨高山スキー場到着。
コースピークの1345m。
味噌汁が美味しかった。
山場を越えたことでみんな笑顔だった気がする。
この時あたりから、
大体ペースが同じ人と
同じように走っているので
全く知らない人達だけど
なんとなく仲間意識が出てくる感じ( ´艸`)
関門制限時間55分前。かぶり水をしてスタート。
ちなみにペースタイムは
完走するためのペース配分が書いてある
小さいメモを大会運営からもらるので
それをチラチラみて確認していた
42㌔突破して新たなスタート。未知への一歩
42㌔以上を走ったことがなかった
未知への一歩。この先どうなるのか?
自分の体はどうなんるのか、、
どこまでいけるのか、
ワクワクが強かった
7キロほど、劇坂をひたすら下っていく
足が絡まりそうになりながら、激走。
登りで歩いた分、時間がかかっていたので、取り戻すために、
激走している気分。
無心で走った。
下ってる途中に、
バスが何台もスキー場に向けて走っていく…
おそらく関門突破できなかった人を迎えに行くんだろうなぁ…。
すでに股関節とか痛かったり
下りを走ると
足の裏が擦れて豆のようなものが
できはじめる
50㌔地点エイド到着!!
11時到着。
アイスのピノがありめちゃくちゃ美味しくて最高だった
こんなにも美味しいアイスが
あったのかと!!( ´艸`)
平地に出てきて
57㌔第三関門到着。
昼休憩場所!
12時15分。
7キロを1時間15分かかってる…
大幅ペースダウン。
関門45分前到着。
預けていたドリンクを受け取り、
エイドで楽しみにしていた飛騨牛を食べ、
さらに焼きそば、トマトシャーベットを補給。
食べるものはしっかり食べて( ´艸`)
父さんと合流し、
背負うリュックから、
ポーチに変更。
これが本当に良かった。
背負うリュックがだるくて嫌だった。
時間がたつと、
身の回りのものが邪魔で邪魔で…。
身軽になり、気を取り直して出発。
15分の休憩だった。
日光ガンガン
日がきつい
12時30分スタート。残り42.195㌔フルマラソンや!!
今からフルマラソンや!
この時、不思議とあと42キロもあるのか…とはならずに、
これから42キロ走ったら、
どうなるんやろか??のワクワクが
勝っていたと思う。
体のだるさや辛さより
ゴールに向かうことに
ワクワクしていたと思う( ´艸`)
そんなこんなで気合入れてスタートしたものの、
すぐに、
最大の山場の千光寺への激坂2キロ。
まったく走れない、
というか、歩いて登るのもめちゃくちゃきつい。
きつすぎて泣きそうになりながら歩く…。
なぜここをコースにいれたんやろ…
きつすぎるやろとかぶつぶつ思いつつ
途中からそんなことも考える余裕もなくなる
2キロを40分ぐらいかかり、
108段の階段を登り本堂へ。
なんとかクリア。
登りがあれば下りがある。
またまた下りを激走。
ここで取り戻すしかない。
足はバチバチやったけど
無理やり回転させて突っ込んでいった。
周りの顔なじみメンバー(笑)
必死に走っていた。
みんなここで取り戻すしかないという様子。
なすびの被り物をしている人も頑張ってる
暑そう…
必死のパッチで
平地に降りきたエイドに到着。ふぅと一息してトイレ。
給水を済ませると、スタッフの人が大きな声で叫んでいる。
「次の関門まで4.9㌔!!制限時間を確認してください!!」
えっ!!制限時間のこと忘れてた。
必死すぎて、時間のことを
考える余裕がなかった。
時間を確認すると、
制限時間まで50分…。
5キロ50分…うーん。
考えても仕方ない、
走るしかない。
平地になり、どかん!と足が重くなりながらも、
再度必死に走る。
頭の中には制限時間がひたすらよぎる。
周りの人もつらそう。
ただ
関門を通過するためだけに
もくもくと走る
(走ってるのか歩いてるのかよくわからないスピードだけど)
15時10分 第三関門74.1㌔地点到着。
制限時間残り10分。セーフ。
到着した安堵感で呼吸が乱れて
自分でもびっくりするぐらい調整の効かない呼吸になった。
初めての体験だった…
過呼吸?のようになった。
5分休憩。しし汁が美味しかった。
残り25.9㌔、3時間45分。
ここから15キロほど、
ひたすら自分との闘い。
ゴールするには
前に進むしかない
グループで走っていて
お互いを励まし合っている人を
うらやましく思えたり、
あまりきつそうに見えない人を
うらやましく思えたり、
なんでこんなつらいことを
わざわざしているんだろうと疑問が出てきたり
足を止めちゃえばいいんじゃない?という声が
頭をよぎったり…
そんなことを考えたりしてる時もあったり
そんなことも考えられないような状況になり
ただ黙々と足を前に進めるだけになったり。
無
正直
自分のことしか
かまってられない
自分の足を
前に一歩踏み出し続けることしか
考えられない時間
何かが頭をよぎっても
とりあえず、
次の休憩場所まで行こうと
思うだけ。
休憩場所についたら
水呑んで、水を頭にかぶって
またすぐにスタートする
ただそれだけだった。
ウルトラマラソンに出ると決めたのは自分。
諦めるのも、諦めないのも自分。やるか、やらないか。
歩いたらタイムオーバー終了…。
最後尾ほぼ同じメンバーで走りながらも一人一人と減っていく。エ
イドでは補給してかぶり水したらすぐに出発。
最後の関門まで残り5キロ地点。
目の前に山、上り坂が…。
ここにきて…ま坂だった…
前半の時は歩いて登っていたが、
今は走るしかない。
登りきると決めた瞬間
不思議と力がでたことを今でも覚えている
走るしかないと覚悟した時だった
ぜーぜー吐きそうになりながら、登った。
そして、下り坂激走。
93.3㌔地点。
第5関門到着。制限時間8分前。
まだゴールじゃないのに泣きそうになった。
大好きなわらび餅を食べようと思ったけど
体が受け付けず…。
残り6.7㌔。60分。
ここまで来たら完走できそうという安堵感が漂い、
身体はボロボロやけど、気持ちは明るい感じだった。
ゴールが見えてきたこともあり、
身体がすこし楽になり、
なんとかぐだぐだながらも走ってた。
「もうすぐゴールですね、頑張りましょう」とかを
ランナー同士でこえかけしながら。
そんなことができる余裕が
出てきていた
スタートしてから、13時間47分。
無事、帰ってきました。100㌔ゴール。
はぁ、、終わった。
なんとかゴールできた。奇跡や…と思った。
おもいっきり感動した!とか
正直なく、、
終わったんだな、、という感じ。
父と合流して、帰路へ。
身体は初フルマラソンを走った時と同じぐらいの疲れだった。
0時家に到着。
うどんを食べてバタンキュー…。
父に助けてもらってよかった。
ありがとう…
帰りはぐったりだった。
長い長い一日
今この記録を改めで書き直していて
3年前の事なのに昨日のように思えている
あの時、きつかったなーって。( ´艸`)
それでも、よく諦めずに走りきれたなーって。
自分ってすごいやんって思える。
自己満足
一生忘れない記憶だなー
100㌔走ったらどうなるのか??
そういう単純なワクワク感に対して
一歩踏み出したら
辛いことも多かったけど
それを乗り越えていった分だけ
一生わすれない想い出が
できました( ´艸`)
ちなみに、、
2019年に丹後ウルトラマラソンに参加したら
54㌔関門でアウトに。自分への過信だったと思う。
一度100キロ走れたから今回もいけるだろうって…
世の中そんなに甘くない( ´艸`)
リベンジ絶対する!!
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